昨日は職場の受付の娘の腰痛改善を目的とした姿勢改善プログラムを実施しました。
いろいろとやってみたのですが、予想以上の筋力低下。
フレックスクッションに背中を乗せた半仰臥位で頭部はもたれないようにして体幹筋を鍛えていこうと思ったら
頭部をダラ~っとしている。
なので、「頭上げて。」と支持したら
「上がりません。」との返答が!!!
まさかまさかのMMT2レベル。
いわゆる「首が据わっていない」という生後数ヶ月の赤ん坊レベルの筋力とは・・・
そりゃ、あんだけの側彎になりますわ。
これは当初の予定よりも時間がかかりそうですね。
でも、だからこそ
発育・発達に基づいたコンディショニングを積極的に試していこうと思います。
それに気付いたのが昨日のセッションの後半だったので、それは次回です。
とりあえず、昨日気付いたのは
左右の軸を作って側彎を修正していくために
重力除去位、背外で上肢を頭側へ伸ばし、同側の下肢を尾側に伸ばしていく運動をしてみたら
比較的上部、胸郭周辺は伸ばすことができているけど、
骨盤が全然動かないため腰椎レベルがまったく伸ばされていない。
股関節がまったく使えていない状態です。
たしかにベーシックセブンでも股関節のリラクゼーションがうまくできていなかった。
正常発達のコンディションをしながらも
とりあえず側彎軽減のエクササイズに必要な股関節の機能を集中的にやっていこうと思います。
全身的な機能はすごく時間がかかるだろうから
とりあえずのセルフケアエクササイズをしていくためのピンポイントな改善もしていかないとな。
股関節屈曲・伸展の改善のためにフレックスクッションで骨盤を動かすか、ゆる体操で大腿を動かしていくか。
内外転は背外で下肢を伸ばしていくしかないか。
内外旋は側臥位で変形クオか、ストレッチポールだろうな。
次回はそれで攻めてみようと思います。