理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

スポーツ選手の限界を勝手に決めるな!!!

どうも!!

 

Oriental Physio Academy代表理学療法士

http://oriental-physio-academy.jimdo.com

 

 

埼玉県上尾市 トリガーポイント整体院「Mr.コリとる」院長の

http://ageokoritoru.com

 

波田野征美です!!

 

 

 

さて、波田野といえば

 

実はトレーナー系理学療法士であり

 

数年前から有名サッカーメディアに記事を寄稿したり

 

テレビ東京「FOOT BRAIN」に出演したりで

 

ようやく、当初の目標でもあった

 

スポーツ関係のお仕事を本格的にいただけるようになってきました。

 

 

 

スポーツのお仕事といえば

 

みなさんの憧れ

 

プロスポーツ

 

なのかもしれません。

 

 

私もプロスポーツには関わりたいなとは思っていますが

 

リハビリ現場で10年以上も関わっていると

 

それよりも大事なのは

 

育成世代

 

だなって感じてきます。

 

 

 

体格に恵まれた子

 

勘の良い子

 

 

そういう子に限って

 

力任せ

 

センス頼り

 

で通用してしまう。

 

そして、単なる素人のおっさん指導者に

 

無理やり酷使されて

 

怪我。

 

休むことすら許されず

 

そのままリタイア。

 

なんてよくある話です。

 

 

まぁ、私がリハビリ担当した子は

 

親御さんが驚くほど成長するわけですが

 

 

もし、私が担当しなければ・・・

 

と考えると、ただただ恐ろしい。

 

 

才能のある子を

 

然るべき世界に導く。

 

 

それこそがトレーナーとして

 

一番の醍醐味なんじゃないかと思います。

 

 

 

 

そんな育成年代のトレーニンですが

 

中には

 

育成年代の活躍を見て

 

いちいちイチャモンをつけるトレーナーもいます。

 

*これから話すことは批判ではありません。

 

 

 

最近であれば

 

サッカーの久保健英

 

野球なら清宮

とか。

 

 

こういう選手の活躍に対して

 

「早熟タイプだから〜」

 

とか

 

「トレーニンリザーブが残ってねえ!!」

 

とか言っていたり。

 

「競技特性が合ってないから、他の競技を・・・」

 

とか。

 

 

はっきり言って

 

余計なお世話だし

 

 

夢も何もねえな!!

 

って思います。

 

 

 

スポーツって単純なものじゃないじゃないですか。

 

 

私は野球が専門ですので

 

野球選手で言うなら

 

首位打者2回

本塁打王1回

打点王1回

最多安打1回

最高出塁率2回

 

という輝かしい成績を残した

 

小笠原道大

 

これだけの成績を残した彼も

 

マチュア時代に打ったホームランはなんと・・・

 

0本!!!

 

 

今年引退した三浦大輔氏。

 

彼も高校時代は無名。

 

速球はそれほど速くないにもかかわらず

 

12球団最高と言われるコントロールと緩急で通算172勝

 

 

 

さらにはオリックス星野伸之

彼に至ってはストレートは130km/h出ないプロでは例にないほどの遅球

 

コントロールもそれほど良いわけでないのに、90km/hのスローカーブで緩急を使い分け、MAX158km/hの伊良部より速く感じるとまで言わせることで

 

歴代トップクラスの2041奪三振という驚異的な成績を叩き出す。

 

 

 

 

 

多分、彼らはいわゆる「トレーニンリザーブみたいな考えだったら

 

到底、プロには行けなかっただろうし

 

プロに行ったとしても

 

通用するようなレベルではなかったはず。

 

 

しかし、実際にはレジェンドとでも言うべき成績を残したわけですよね。

 

 

 

逆に類い稀なる身体能力で将来を嘱望された

 

大田泰示

 

もう悲惨

練習では信じられないような打球を連発するのに、試合になると三振の山。

 

 

 

単純にトレーニンリザーブみたいなことで言うなら、太田は12球団屈指の身体能力を今でも維持している。

 

でも、活躍できない。

 

 

 

イチローだって体格的には恵まれてない。

視力なども悪い。

 

でも、あれだけの成績なわけですよね。

 

 

イチローは外れ値だから。」

 

いやいや、それで済ますなよ

 

 

 

 

 

陸上競技とか水泳みたいに

 

競技としてのレフ度が低くて、身体能力への依存度が高い競技ならいざ知らず

 

球技みたいに常に臨機応変な対応が求められる競技では

 

 

数字で出やすい身体能力じゃ物事は測れない。

 

 

 

 

「早熟タイプ」だったとしても絶対的な数値がある程度の基準値に達しているなら

 

十分活躍できるし

 

達してなくても、工夫で取り返せる可能性もなる。

 

 

 

その可能性を引き出すのが

 

トレーナーやコーチの仕事だろうがと思うわけですよ。

 

 

 

 

エビンデンスがどうこうじゃない!!

 

従来のエビデンスを超えて、新しいエビデンスを作るのが面白いじゃないか!!

 

 

 

ってか、選手に

 

「いやぁ、君はこれ以上伸びないから。」

 

って言える?

 

 

 

「他の競技ならイケそうだからそっちにしな。」

 

って言える?

 

 

 

限界を決めたり、他の競技に可能性を見出すのは

 

本人であって

 

 

第3者で良いわけがないでしょ。

 

 

 

 

私は可能性を最後まで信じています。

 

 

 

 

選手本人が納得できるまで

 

徹底的にトレーニングに付き合っていきます。

 

 

 

もう夜だし

 

言いたいことがありすぎて

 

まとまりのないブログになりましたが

 

 

 

 

簡単に言うと

 

 

育成年代の可能性を信じて

 

 

本気を見せてくれれば

 

本気で付き合います。

 

 

限界を超えるお手伝い

 

していきます。

 

 

 

それだけです!!

 

 

では!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

<予定セミナー>

・2016年

12月4日(日)「OPAスポーツメソッド」in岩手

http://1post.jp/seminars/291

 

12月11日(日)「OPA疾患別~不眠症~」in横浜

http://ameblo.jp/pata0511/entry-12213077921.html

 

12月18日(日)「膝足部痛に対するトリガーポイント療法」in大阪

http://seminar.ep-och.com/seminar/2835

 

12月25日(日)「頭頸部痛に対するトリガーポイント療法」in東京

http://www.bodymindspiritresearchlab.com/?p=16394

 

・2017年

1月21日(土)「凄腕の秘密を知って治療の鉄人になる!セラピストのための体つくり」

http://ameblo.jp/pata0511/entry-12222516272.html

 

1月22日(日)「OPAトリガーポイント基礎編~肩上肢痛~」in東京

http://www.bodymindspiritresearchlab.com/?p=16394

 

1月29日(日)「OPAトリガーポイント基礎編~腰下肢痛~」in大阪

http://seminar.ep-och.com/seminar/3040

 

2月5日(日)「OPA式アナトミートレインリリース~導診法~」in横浜

 

2月11日(日)「OPAベースボールセミナー」in群馬

 

2月25日(土)「OPAトリガーポイント基礎編~腰下肢~」in東京