さぁ!!
今年も
完全自己満足企画の時間ですよ。
波田野的
年間
ベストアルバム
だぁ〜〜!!!!!
去年は欅坂46が1位に輝き
昔からのファンからは「波田野さんが欅坂46を1位だなんて意外すぎる!!」と反響をいただきましたが
今年はどうなるか?
行くぞ!!
- 20位 待望の1stフルアルバム
- 19位 日本のオアシスの復活?
- 18位 元祖楽曲系アイドルの貫禄
- 17位 R&Bを取り入れつつもJ-POPの染み渡るメロディ
- 16位 世界基準
- 15位 世界的にもヒットしている世界の宇多田
- 14位 何を伝えたいのかを明確に持った泥臭い歌姫
- 13位 結成20周年の挑戦
- 12位 安定感抜群のTheアイドル
- 11位 日本で一番ライブでアッパーになれるアーティスト
- 10位 結成10年の集大成
- 9位 今一番オシャレで今っぽい
- 8位 ブレイク直前のあの感じが戻ってきた
- 7位 なんでもできる新たなポップアイコン
- 6位 前衛ロックバンドが手がける楽曲系アイドルの最終兵器
- 5位 怪物バンド10作目の到達点
- 4位 まるで映画。これが日本の音楽だ!!
- 3位 日本のビートルズのさらなる挑戦
- 2位 音楽は鳴り止んでしまった
- 1位 夢と現実の境界がなくなる無限ループのノワール
20位 待望の1stフルアルバム
メンバー全員のルックスが完璧。
メロディ、歌詞も完璧。
歌が圧倒的に上手い。
兎にも角にも期待しかないバンドです。
19位 日本のオアシスの復活?
『ギリ平成』 / キュウソネコカミ
ギリ平成 (完全生産限定盤[CD+DVD)(特典はつきません)
- アーティスト: キュウソネコカミ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2018/12/05
- メディア: CD
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久しぶりに痛快なキュウソネコカミが戻ってきましたよ!!
『ただしイケメンには限らない』は腹を抱えて笑いました。
18位 元祖楽曲系アイドルの貫禄
『Future Pop』 / Perfume
未来のポップは見せてくれましたし、クオリティは高いのですが中田ヤスタカの音楽に
もはや目新しさはないのが無念。
[Official Music Video] Perfume 「Future Pop」
17位 R&Bを取り入れつつもJ-POPの染み渡るメロディ
『PUSATE』 / Indigo la End
インパクトのある曲はなかったけど、なんだかんだで良いアルバム作ってくれます。
16位 世界基準
『POLY LIFE MULTI SOUL』 / cero
日本で世界基準のビートを刻むレアなバンド。
マニアックさでは宇多田ヒカル以上。
日本では絶対に売れないけど、超かっこいいです。
cero / 魚の骨 鳥の羽根【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
15位 世界的にもヒットしている世界の宇多田
『初恋』 / 宇多田ヒカル
世界最先端のビートを躊躇もなく取り入れ、日本語にフィットさせるこのセンスには脱帽。
特にラストを飾る「夕凪」と「嫉妬されるべき人生」の重苦しい陰鬱なビートはまさに世界基準。
歌詞の面では母親・藤圭子の死から「別れ」を強調した前作から、新たなスタートを切る。
ただ、そのスタートは決して明るいものではなく。
「人と人は分かれるものだし、結局のところ人は孤独である」という宇多田ヒカルのデビュー当時からの世界観をさらに明確にしたものだった。
14位 何を伝えたいのかを明確に持った泥臭い歌姫
『NIPPON NO ONNA WO UTAU VOL.5』 / Nakamura Emi
昨年2位に輝いたNakamura Emiのメジャー2nd。
ライブにも同ツアーの初日と最終日に行かせていただきました。
今、一番歌うことへの想いを持っているアーティストだと思います。
路線は特に変わらないので昨年ほどの衝撃はないですが、本当に感動しました。
13位 結成20周年の挑戦
『Future Soundtrack』 / ストレイテナー
結成20周年、メジャーデビュー15周年、10枚目のアルバムというメモリアルすぎるタイミング。
元々、メロディに定評のあるバンドだけどもこのアルバムで一気にJ-POPへ開かれた。
12位 安定感抜群のTheアイドル
『MY COLOR』 / Negicco
もう何も言うことないです。
全くブレることなくハイクオリティなオシャレなアイドルポップを聴かせてくれます。
それ以上でもそれ以下でもないです。
Negicco「愛、かましたいの」MV 作詞・作曲 堂島孝平 編曲 石崎光(cafelon) (2016/12/20 release)
11位 日本で一番ライブでアッパーになれるアーティスト
『Be yourself』 / DE DE MOUSE
最高傑作誕生です!!
前作がビミョーだったけど、またテンション高めで踊れるアルバムになりました。
DÉ DÉ MOUSE / be yourself Music Video (CAST : Rinne Yoshida)
DE DE MOUSE 『be yourself』release oneman@TSUTAYA O-EAST 2018.9.14(Fri)
10位 結成10年の集大成
『タイムラプス』 / きのこ帝国
タイムラプス・・・静止画を繋いで動画に見せるものなわけだが、アルバム『タイムラプス』とはよく言ったものである。
『Thanatos』のような初期を彷彿させるシューゲイズなギターロックもあり、『金木犀の夜』のようなメジャー以降のきのこもあり。
結成10周年を飾るに相応しい。
まさにタイムラプスのように過去から現在までを1つ1つ切り取った上で、流れる歴史のように聞かせてくれるアルバム。
9位 今一番オシャレで今っぽい
『Catch The One』 / Awesome City Club
今時っぽいルックスの男女が今時っぽいシティポップを奏でる。
兎にも角にも「今」を象徴する1stフルアルバム。
Awesome City Club - 「ダンシングファイター」Music Video(Short ver.)
8位 ブレイク直前のあの感じが戻ってきた
『好きなら問わない』 / ゲスの極み乙女。
ブレイク前の『キラーボール』はあまりにも衝撃的だった。
美しいメロディ、ひねくれた歌詞、超絶スキルが繰り広げられるバンドアンサンブル。
すでに10年以上も続くこの企画の中で2回の年間1位を記録したのはいまだにこのバンドだけ。本当にあの頃のゲスは希望だった。
ブレイク後は少し過渡期を迎えたけど、今作であの頃の気持ち良い疾走感も戻り、indigoの美メロ感も増してようやく新しいステージに迎えたかなと。
7位 なんでもできる新たなポップアイコン
現役モデル・吉田凛音の2ndアルバム。
誰を参考にするでもなく完全独学で始めたラップスキルは日本HIPHOP最強のレジェンド・RHYMESTERの歌丸も下を巻くほど。
モデルのくせに「吉田の前ではインスタ映えとかチャラい真似はやめなされ そんなことよりGet the money」とか攻撃的なラップを展開したかと思えば、めちゃくちゃポップな歌物をこなしたり。
完成度としてはまだまだだけど、過去にもAira Mitsuki、SAWA、DAOKOとかポップアイコン系は長期的には超名盤として聴きこんでるので期待も込めて。
個人的にDAOKOはメジャーデビューして大失敗してるので、二の舞にはならないでほしい。
吉田凜音 - BQN / RINNE YOSHIDA - BQN [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
6位 前衛ロックバンドが手がける楽曲系アイドルの最終兵器
『alight ep』 / sora tob sakana
前衛的な音楽で人気のハイスイノナサの中心人物・照井順政が完全プロデュースしているアイドルユニットのep。
出来るだけepはこの企画には入れないようにしているのですが圧倒的に曲のクオリティが高いこと。
6曲入っていること。
2019年3月に発売されるフルアルバムにepの曲を一切入れないこと。
この3点から特別にepでランクイン!!
デビュー当時は中学生で前衛的なサウンドに反して歌声が幼すぎたけど、メンバーも高校生になり一気にサウンドと歌声がマッチングしてきました。
sora tob sakana/Lightpool(Full)
5位 怪物バンド10作目の到達点
『The Insuleted World』 / DIR EN GREY
前作『Arche』で原点回帰を果たし、今作はさらにシンプルなものになっているが決して物足りないと言うことはなく、むしろこれまで以上の高揚感を感じさせる1枚。
DIR EN GREY - 人間を被る [Restricted] (Promotion Edit Ver.) (CLIP)
4位 まるで映画。これが日本の音楽だ!!
『僕の心に街ができて』 / 空気公団
何も奇を衒わない。
美しいメロディ、美しい歌声、美しい日本語、シンプルな演奏。
これまで通りのはずなのに、21年目にして違う地平を見せてくれた空気公団。
すべての曲が映画の主題歌になってもいいクオリティ。
感動以外にない。
空気公団 "うつろいゆく街で" (Official Music Video Full Ver.)
3位 日本のビートルズのさらなる挑戦
『重力と呼吸』 / Mr.Children
「『ミスチルを聴いて音楽始めました』ってミュージシャンが音楽辞めたくなるような圧倒的な物を作りたかった。」と言う桜井が「最高のものが出来ました!!」と豪語した本作。
まさにその通りのクオリティ。
『It’s a wonderful world』で日本のポップを背負ったMr.Childrenがデビュー当時からプロデュースをしていた小林武史から離れた新しいミスチルは再びロックバンドに戻った。
ドラム・鈴木の「1・2!!」のドラムでの始まりにその全てが現れている。
これまでよりももっとも肉体的なアルバムだし、完成度だけなら今年ぶっちぎりの1枚です。
2位 音楽は鳴り止んでしまった
『RUN』/tofubeats
えっと・・・ごめんなさい。
このアルバムに関しては私の言葉よりも、tofubeats自身のインタビューを読んでもらった方が良いです。
https://www.cinra.net/interview/201810-tofubeats
「世の中良くなると思っていたのに思ったほど良くならなかった」「世の中は信用できない」を経て「自分でやる」ことに向き合った今作。
「どんどん規模が大きくなって100人ぐらいでアルバムを作ると思っていたけど実際には逆で人と共有できる部分が減っていった」「自分にとって愛とは何か?」
全てが突き刺さるインタビューだし、このアルバムは今のtofubeatsだからこそ出す意味のあるアルバムになったと思います。
1位 夢と現実の境界がなくなる無限ループのノワール
『YUME』 / Maison book girl
元・BiSのコショージメグミを中心に結成され2015年にデビューした4人組ガールズユニットの2ndアルバム。
これは音楽史に残る大事件である。
全21曲。
歌物は9曲。
歌物と歌物の間には必ずインスト曲を挟む。
ポエトリーリーディングが1曲というあまりにも異質な構成のアルバム。
歌物9曲のうち、既発曲が5曲。
しかし、それらもアルバム用にアレンジが若干変わった上に、曲と曲の間に挟むインスト曲によって世界観が増幅される。
このユニットの音楽はミニマルミュージックという『音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復させる音楽』になるわけで、このアルバムに限らずどれもほとんど同じようなサウンドとメロディラインになる。
ともすれば、単調で飽きてしまう危険性を孕んでいるのだが、このアルバムではそれを見事に生かしきっている。
1曲目のインスト『fMrRI_TEST(#2)』というタイトルでラストのインスト『fMRI_TEST(#1)』な上にどちらも同じサイレンのような音を流し、しかもラストの終わりと1曲目の始まりの切れ目がない。
そこに同じ音型の音楽がひたすら繰り返される。
歌詞の世界観もメッセージ性なんてきっとないのだろうが、なんとなく雰囲気のある言語感覚によってまるで夢の中の説明のつかない映像が想起される。
数年前のミスチルのアルバム『Reflection』を「どこから聞いても良いし、どこで終わっても良い圧倒的クオリティ」と評したが、このアルバムは「自分が今、このアルバムのどこにいて、どこで抜け出して良いのか全くわからない」。
そんなアルバムは今まで聴いたことがない。
去年末のワンマンライブ『4F』のライブパフォーマンスに呆然とした観客たちに向かってコショージが放った一言「これが!!Maison book girlです!!」を体現したアルバム。
Maison book girl / レインコートと首の無い鳥 / MV
というわけでこんなランキングになりました〜〜!!!
余計なことは言わない。
皆さんが知らなかったけど、ツボなアーティストがいたら嬉しい。
それだけ!!