本日は鹿児島県から理学療法士の方が
来院してくれました〜!!
というわけでざっくりとですが症例報告
主訴
左背部の痛み
その他症状
頭痛(こめかみ)がたまにある。
肩甲骨内側の痛みもたまにある。
最近、咳が出るようになった。
鼻水、鼻づまりも。
経絡導診法
<虚>
右肺経(肩伸展)
両腎経(股関節屈曲。MMT的には問題ないが自覚的に力の入れにくさあり)
<実>
肺経(頸部回旋)
大腸経(頸部回旋)
膀胱経(腰前屈)
三焦経(頸部側屈)
心経(頸部前屈)
小腸経(頸部前屈)
胃経(腰後屈、膝屈曲)
東洋医学的解釈
肺と腎の組み合わせは津液と気の循環です。
肺の粛降と腎の納気によって気と津液を腎に降ろします。
この時、膀胱経が通路となります。
その機能が衰えるため 膀胱経がつまり実反応。
降りてこれない津液や気が熱を持ち、肺熱になり肺経に実反応。
肺熱は咳の原因となります。(咳によって肺熱を排出する)
さらに熱は肺と表裏になっている大腸経に波及しやすいので鼻症状。
大腸経と胃経は同じ陽明経なので、熱が波及しやすく胃経の実。
肺熱は同じ上焦にある心に波及しやすいので心経やそれと表裏になる小腸経に実。
三焦経も「水分の通り道」と言われているのでやはり津液の停滞で熱を持った。
配穴
太淵
復溜
尺沢
天井
肺兪
れい兌
トリガーポイント療法
後頸部筋群
斜角筋
左胸椎部の脊柱起立筋
結果
弱っていた筋力は改善。
運動時の痛みなども消失。
アドバイス
「水分の代謝の問題」を話したら、あまり水を飲まないとのことなので水の摂取をアドバイス。
基本的には肺虚による循環機能の低下なので軽い運動と生姜やネギなどの辛みで肺を補うようにアドバイスしました。
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月額1980円かかってしまいますが、だからこそ遠慮なく質問や意見交換ができると思います。
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