理学療法士・波田野征美の『波田ログ!!』

理学療法士の波田野がセラピストとしてトレーナーとしての日々

手術は不要!!有痛性外脛骨障害に対する徒手療法

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どうも!!

 

Orietnal Physio Academy代表理学療法士波田野です!!

 

 

みなさんは

 

外脛骨障害

 

という障害を知っていますか?

 

 

 

内くるぶし周辺が痛くなるアレです。

 

 

晦日に自宅整体の方へ来た方や

 

去年か一昨年くらいになりますが5回も手術したけど治らなかったという方も

 

徒手療法で1発で治ったので

 

ご紹介します。

 

 

外脛骨障害って?

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足の内側にある舟状骨付近に一般的には存在しないはずの過剰な骨である外脛骨が、外傷などによって痛みをきたした状態が有痛性外脛骨障害で、スポーツをしている少年少女に好発します。

外脛骨は15%の人に存在すると言われていますが、そのほとんどが症状を起こすことはありません。

 

何で痛みを起こすの?

この外脛骨には「後脛骨筋」が付着しています。

捻挫などの外傷や過剰な運動負荷によって後脛骨筋の過剰な牽引力が加わると外脛骨に痛みを生じます。

扁平足の人は外脛骨が内側に押し出されるため、さらに痛みを生じやすくなります。

 

一般的な治療法は?

保存療法がメインで安静・湿布などの薬物治療。

インソールなどで歩容を改善。

それでも改善しない場合は手術をすることも多い。

 

徒手療法が一番効く

セラピスト・・・特に足部が好きな理学療法士だとこういう足部疾患だと「インソールで負担を減らしましょう〜。」ってやると思いますし、まぁ悪くはないですけど・・・

やっぱり、痛みに対して直接アプローチした方が早いです。

私が担当した方々も運動療法はせずに徒手療法で1発改善でした。

 

では、どんな徒手療法かというと・・・

 

そう。

 

必殺のトリガーポイント療法

 

ですね!!!

 

まずは牽引ストレスを取ろう「後脛骨筋」

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まず外脛骨へ牽引ストレスを加えているのは「後脛骨筋」になりますので、この筋の過剰な緊張を取るためにリリースします。

関連痛領域としてアキレス腱や踵、足底があるので場合によってはこの関連痛を「外脛骨障害」と誤診されることもあるでしょう。

 

1番の原因はマニアックなこの筋肉!!「母趾外転筋」

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実は私の経験ではこの筋肉の関連痛が「外脛骨障害」と誤診されることが多いです。

関連痛領域はご覧のように内くるぶし周辺です。

場合によっては内くるぶしの後方〜アキレス腱内側に及ぶので「アキレス腱炎」や「有痛性三角骨障害」なんて診断がつくことも多いですね。

上述の「後脛骨筋」で痛みが改善しない場合はこの筋肉を調べてみてください。

ガッチガチになってるはずです。

 

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これらの筋肉は「トリガーポイント〜膝・足部編〜」でお伝えしています。

 

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